ココロのこと

筋トレ信者が、スピリチュアル系ボードゲームのトランスフォーメーションゲームに参加してみた話

筋トレ好き、効率的なことが好きで、
現実的ではないスピリチュアル系の話は、
ほとんど頭に残らないタイプな私ですが、
超スピリチュアル系なトランスフォーメーションゲームを紹介したいと思います。

1トランスフォーメーションゲームとは

1ルール

ゲームの進め方は、人生ゲームと似ています。
サイコロを振って、出た目の数だけコマを進め、とまったマスの指示に従うというボードゲームです。

ただし、マスの指示が、かなりスピリチュアルっぽいのが特徴です。

この辺は後述します。

2費用

私の場合、15,000円(ファシリテーター、ゲームを行った時間などで料金が違うようです。)

3開催場所

公式ファシリテーター
いらっしゃいますので、
各ファシリテーターが開催されるゲームに参加することができます。

2トランスフォーメーションゲームに参加してみて

(1)ゲームに参加する前

参加する前に、トランスフォーメーションゲームの説明として聞いたのが、

  • スピリチュアル版人生ゲーム
  • 人生を変容させるゲーム
  • 気付きやギフトがもらえるゲーム

ということでした。

それを聞いた私の頭の中は
?マークで埋め尽くされ、
ゲームの内容が全く想像できませんでした。

唯一思いついたのは、
トランスフォーマーという、
車などがロボットに変身して悪と戦うロボットアニメです。

変身するゲーム?
しかも高いし、
スピリチュアル系のふわふわしたやつかな?
と思ったくらいです。

(2)ゲームに参加した理由

そんなよくわからないゲームに参加しようと思ったのは、
劇的にメンタルが改善するきっかけをくれた
カウンセラーがおすすめしていたからです。

カウンセリングは1時間あたり、8千円程度(当時の価格)でした。

トランスフォーメーションゲームは、
10時~17時の約7時間(途中休憩1時間)で15,000円でした。

当時の私

7時間で15,000円なら、カウンセリングよりコスパがいいかも!
全く意味不明だったら、次回は断ればいいし!

と言う軽い気持ちで参加しました。

(3)ゲームの内容

トランスフォーメーションゲームは、
スピリチュアル版人生ゲームで、マスの指示が、かなりスピリチュアルなのが特徴です。
まだ参加したことがない方向けに、ゲームの内容について、
ザザザーっと大まかに紹介したいと思います。

ゲームの簡単な流れ

  1. ゲームの目的を決めて宣言
  2. グループエンジェルを召喚
  3. サイコロを振り、コマを進める
  4. ゲームクリア条件を達成するか、制限時間がきたらゲーム終了
①ゲームの目的を決めて宣言

ゲームのプレイヤーは、ゲームの目的を自分で考えて、最初に宣言します。
この、ゲームの目的の決め方にはルールはないので、自由に決めることができます。

私は、「今、解決したい問題」を目的にすることにしています。

例えば、職場の人間関係が良くない時は、「お互い協力し合える人間関係を作る」としたり、
忙しすぎて、不眠がちで体がボロボロになっている時は「リラックスする」とか。

何度か参加すると、
ゲームの目的を何にするかで、ゲームが全く進まなかったり、
サクサク進んでクリアしてしまったり、とゲームの流れが変わるのを体験できます。

私は、超ブラックな職場で、仕事を死に物狂いでやっていた時期に、
近い時期に2回、ゲームに参加したことがあるのですが、

1回目は「周りの人を助けながら、業務改善をしまくる」みたいな目的にしたところ、
ゲームの終了時間の1時間前くらいにゲームをクリアできました。

しかし、2回目に「リラックスする」という目的にしたところ、
ゲームのスタート地点にすら立てませんでした

衝撃を受けた私

このゲーム、ゲームのスタート地点に立つために、
クリアしないといけない条件があるので、
スタート地点にすら立てないことがあります

この時期の私は、毎日夜遅くまで残業し、体調を崩していたのですが、
リラックスすることが本当に大事だと痛感させられました。
同時に、ゲームの目的は、適当に決めたらもったいないなと感じさせられました。

②グループエンジェルを召喚する。

ゲームの目的を決めるのは、自分なりに考え、決めることができましたが、
実際のゲームに参加すると、いきなり、天使召喚タイムが始まります。

初めてゲームに参加したとき、本当に意味が分かりませんでしたが、
とにかくゲーム参加者を見守ってくれる天使召喚することになっています。

具体的には、
エンジェルカードというカードの束から、
ファシリテーターが、1枚カードを選びます。

カードには言葉(例:Beauty、Visionなど)が書いてあるので、
その言葉が読み上げられ、しばらく瞑想をして、
天使からのメッセージを受け取ります。

初めて参加した時、
メッセージを受け取るとかはもちろんできず、
目をつぶって静かにして、休憩していただけでした。

はてなだらけの私

実は、今も意味は
よくわかっていません。笑

初めて参加する人でも、
メッセージを受け取れる人は受け取れているようですが、
受け取れない私のようなタイプでも楽しめますので、心配無用です。

意味が分からない時は、瞑想の時間と割り切るのもありだと思います。

静かな場所で瞑想がたくさんできるだけでも、
心身ともにリラックスできる時間になります。

②潜在意識封筒という封筒に、3種類のカードを入れる。

ゲーム参加者には、「潜在意識封筒」が配られます。

これは、自分の潜在意識の状態や、
ゲーム目的を達成するにあたっての自分の状況がわかる
という封筒らしいです。

潜在意識封筒に入れるカードにもなりますが、
ゲーム内で使うカードには3種類あります。

  1. エンジェル(天使)
  2. インサイト(洞察)
  3. セットバック(停滞)


サイコロを3回ふり、出た目の数で、
エンジェルカード、インサイトカード、セットバックカードを
それぞれ何枚ずつ封筒にいれるかが決まります。

ゲームをクリアするには、
潜在意識封筒の中に入っているカードを0枚にするという条件があります。

封筒からカードを出すには、
カードを取り出せるコマにとまるなど、
ゲーム内で、カードを取り出せる場面に出くわす必要があります。

ですので、潜在意識封筒にカードがたくさん入っていると、
ゲームクリアの難易度が上がるというわけです。

潜在意識封筒のカードの枚数が少ない方が勝ちで、多いと負けというわけではありません。
ゲームの目的(自分の課題)達成のために、必要なメッセージが書かれたカードなので、
カード枚数が多ければ、ゲームのクリアは大変になるけど、
課題達成のヒントもたくさんもらえるということになります。

③サイコロを振り、コマを進める。

いよいよサイコロを振って、盤上のコマを進めますが、2段階あります。

  1. 第1段階 地上に生まれるまで
  2. 第2段階 生まれてから

ゲームのスタート地点にすら立てないことがあるとお伝えしていましたが、
この第1段階で終わってしまう可能性があるからなのです。

第1段階では、
空白のマスと天使のマークがかかれたマスの「2種類」しかありません。

空白のマスでは何も起こらず、次の人がサイコロを振ることになります。
天使のマークに止まると、第二段階に進むことができます。

私は、「リラックスする」をゲーム目的にした時、
5回くらいサイコロを振っても生まれず、夕方になっていました。
第1段階でてこずったことで、
「自分はリラックスすることが、大の苦手」
ということに気づくことができました。

第2段階に進むと、
いろんなマスが登場し、ゲームが面白くなっていきます。
マスの種類には次のようなものがあります。

  • 奇跡
  • 天使
  • お役立ち
  • 意気消沈
  • トランスフォーメーション
  • セットバック など

どんな指示なのか想像がつくでしょうか?

私は全く想像できませんでした。

しかも、指示が想像できないだけでなく、
それぞれのマスは言葉ではなく、記号で表現されているので、
初めてゲームに参加する人には不親切設計かもしれません。

ですが、そこは、
ファシリテーターに質問すれば丁寧に教えてもらえるのでご安心を!
不安な方むけに、いくつかマスの紹介をしておきたいと思います。

マスの紹介1(セットバック)

セットバックというマスでは、
封筒にセットバックカードが入っていれば、取り出すことができます。
セットバックカードは、「停滞」という意味のカードです。

ゲーム目的(自分の課題)を達成するのに、
何が妨げになっているか、カードに書かれているメッセージでヒントが得られます。

そして、停滞というだけあって、
ゲームクリアを阻害するイベントが同時に発生します。
それは、「痛み」を2個受け取るというイベントです。

具体的に言うと、
涙マークが書かれたカード2枚を、自分のコマの横に並べます。
痛みがついている状態だと、
サイコロで出た目から、痛みの数を引いた数の分
しか進むことができません。

ゆうき

サイコロで2が出ても、
痛みが2個ついていると、
1つも前に進めないのです。
恐ろしやー。

マスの紹介2(意気消沈)

同じように、止まると「痛み」がつくマスが、
「セットバック」のマス以外にもあります。

それが「意気消沈」です。
この場合、痛みを4つも受け取ることになります

この「痛み」がつくイベント、
現実で、心身にダメージを受けていたりすると、
発生しやすいみたいです

私は、「リラックスする」をゲーム目的にしていた時に、
第一段階の地上に生まれる前に「痛み」がついてしまいました。
第一段階で、痛みが付いてると、痛みがとれない限り、
いくらエンジェルマークの生まれるマスにとまろうが、
生まれることができません。

そもそも、第一段階では、痛みがつくマスはありません。
ですが、他のゲーム参加者が止まったマスの波及効果で、
私に痛みが付いてしまいました。

その時の私は、超ブラックな職場で働いていたので、
通常の勤務時間中は、他人の尻拭い的な業務に忙殺され、
残業時間にようやく自分の業務に取り掛かる日々が続いていました。

現実の状況がまさに、トランスフォーメーションゲームでも再現されて、
愕然とし、「他人の尻ぬぐいはやめよう」と決意しました。

ゆうき

スピリチュアルが、ちんぷんかんぷんな私でも、
このゲーム、ただもんじゃねー!
と思いました。

マスの紹介3(インサイト)

インサイトというマスでは、
封筒にインサイトカードが入っていれば、取り出すことができます。
インサイトカードは、「洞察」という意味のカードです。

インサイトカードには、いろんな指示やメッセージが書いてありますが、
必ず「気づきのトークン」というカードをもらうことができます。

この気づきのトークンには、様々な単語が書かれていて、
ゲーム目的(自分の課題)を達成するためのヒントを得ることができます。

そして、「痛み」を取り除くことができる効果があるのも特徴です。

ゆうき

現実とゲームがリンクする
摩訶不思議ゲームの世界で「痛み」が取れる
ってことは、現実でも「痛み」をとる方法があるはず!

マスの紹介4(奇跡)

奇跡のマスに止まると、奇跡という名前のとおり、
何でも実行可能になります(多少の制限はありますが)。

奇跡のマスについては、
トランスフォーメーションゲームを、実際やってみて
体験してほしいので、詳しい説明はしないでおきます。

奇跡のマスに止まると、他の人にとっても、いい効果があります。

どれぐらいいい効果かというと、
意気消沈のマスに止まると、痛みが4つもつく、
というマイナスな出来事が起こって5秒くらいで終了します。

しかし、奇跡のマスに止まると、
イベントをこなすのに、2時間くらいかかります
しかも、ゲームを進めるうえで、いいことばかり起きます
(選択を間違えなければ)。

私も、ゲームに参加した際、
現実世界で「自分はダメだ」という
自己否定や自己嫌悪をしている人が
奇跡のマスに止まることで、
現実世界でも周りの人を助けている自分や、
自分の長所に気づく場面に、何度も遭遇しました。

いいことばかり起こせる「奇跡」のマスなので、
私だったら、ゲームクリアに1番いい行動を、
むちゃくちゃ考えて選択しますが、
あえて悪い出来事を選択する方がいるそうです

ゆうき

う、うそやん!


例えは、通常、
潜在意識封筒からセットバックカードを出す場合、
痛みが2個つくことになります。
が、奇跡では、セットバックカードを
「痛み」なしにして出すことが可能なのです。

ファシリテーター

なんと「痛み」をつけて出す!と言う人がいます!!!

ファシリテーターが、奇跡に止まったら、
痛みなしで出した方が、楽だよ!と説明しているのに、
「私は痛みありにします。痛みついてても大丈夫です」
と言う方がいらっしゃるそうです。

でも、実際は痛みがついていると、ゲームを進めるのがかなり困難です。
現実世界でも、心や身体、家庭、職場に痛み(問題)があったら、
毎日くたびれるし、やりたいことをやる元気もなくなりそうですよね。
ゲームでも、現実でも、わざわざ大変な道を選択していることに気づく方も多いそうですよ。

4ゲームに参加した後の感想

トランスフォーメーションゲームに参加して感じたのは、
スピリチュアル系かと思いきや、
自分の抱えている課題や現実と、強制的に向き合わされるゲームだなと言うことでした。

潜在意識がわかると言うよりも、
自分が無意識にやっている、現実世界での行動や選択を、
ゲーム内で忠実に再現
され、見せつけられ、嫌でも自覚させられます。

なんで現実世界がゲームで再現されるのか不思議で仕方ないので、
そこがスピリチュアル版人生ゲームと言われる所以かもしれません。

トランスフォーメーションゲームのルールや、
ゲームで登場する言葉が、かなり抽象性が高いので、
スピリチュアルに興味がない人には、
怪しげに(しかも、とてつもなく怪しく)見えてしまうかもしれません。

ですが、参加してみると、
かなり具体的に、今の自分の課題を解決する方法を発見することができます。

例えば、私の「リラックスできない」と言う課題に対して、
4回も5回もサイコロを振っても、生まれるマスに止まらず、
全然ゲームを進められないことで
「お前は仕事しすぎて、全然リラックスできてないんだ!わかったか!!」
と言われているかのように体験させられます。

他にも、休職中の方が、
まだ回復していないのに、復職しようと思って参加された際には、
「間違った選択でしたね」と言うカードが出たり。

「え?誰か見てました?」と思うようなことが起こります。
これは参加してみないとわからない部分ですので、ぜひ1度体験していただきたいです。

3まとめ

最後に、
トランスフォーメーションゲームに参加したい方、
参加に悩まれている方に向けて、まとめです。

  1. スピリチュアルな部分もあるけど、
    現実の課題の解決方法もわかるので、
    参加して損はありません。
  2. ルールや言葉が難しいですが、説明もあり、その都度質問すればO K。
    質問できなくてゲームがうまくいかなかったら、
    質問できない、他人に頼ることができないことが
    自分の課題だったりします。
  3. 天使からのメッセージとか、カードから感じたこととか、
    どんな気づきとか、色々聞かれる場面がありますが、
    思いつかない時は、「思いつきません」と言えばO K。
  4. ゲームで出てきたカードは写真を撮っておきましょう。
    ゲームの時は、思いつかなくても、
    後から(数日後〜数年後)に「これか!」
    と言う出来事が起こったりします。